御坂尾根を歩いた(1)
2016年9月10日 14:51
今回は奥多摩の名峰の一つであり、日本200名山にも数えられる『大岳山』を登ります。
大岳山は多彩なアプローチが魅力ですが、今日はその中でもバリエーションルート『御坂尾根』の攻略となります。
では、まず御坂尾根について簡単に解説します。
御坂尾根とは
御坂尾根は大岳山の東側斜面から派生して大岳沢と鍋割沢(?)の出合いへと落ちて行く尾根です。
尾根を登りつめると大岳山荘近くの一般登山道へ接続します。
バリエーションルートですが、基本的には特別危険な場所も無く静かな山歩きを堪能できます。
今回僕はこの尾根の上に有ると言われる護摩壇岩を訪ねたいと思いでかけましたが、ヤマレコなどに掲載されている護摩壇岩の位置に疑問が残りました。詳しくは後で考察します。
(2016/8/20に旅す)
御坂尾根(拡大する)
免責事項、貴方の生命と財産に関わる重要な警告です。
御坂尾根は全体的には特別危険な場所は少ないですが、人通りが少ないために、遭難事故が発生した場合、発見が遅れる可能性が高いため、登山届けを必ず提出するようにしてください。尾根の上には道らしい道はありませんが、尾根の上には所々踏み跡があります。急斜面の直登、小石でザレ気味の斜面、岩がゴツゴツした領域があります。切れ落ちた斜面がありますが、崖に近づかなくても歩く事が出来ます。無線機を携帯しましょう。挑戦する方は一般登山道で十分な経験を積んだ上で挑戦してください。万が一事故になったとしても私は責任を取れません、自己責任で楽しんでください。地権者や地元の人に十分な配慮をして楽しんでください。
御坂尾根へアクセス。
今日は大岳山のバリエーションハイキングで、御坂尾根を登って大岳山へ続く縦走路へ出たいと思います。
アクセスは武蔵五日市駅からバスに乗って大岳鍾乳洞バス停で下車しました。
このバス停からは、すぐそこに神社があり、裏手からサルギ尾根へ取り付く事も出来ます。
僕以外にも3人パーティーが居ましたが彼らとはこの後大岳山で出合いましたので、サルギ尾根を経由して歩かれたのだと思います。
大岳鍾乳洞バス停へ到着。
バス停のすぐそこに神社もお手洗いも自動販売機もあります。
バス停から、すぐそこにある『大岳橋』を渡り右折し、林道へ入ってゆきます。
大岳橋
ここからはほぼ一本道です。
鼻歌を歌いながら、適当に歩きました。
林道を歩いてゆきます。
沢の様子。
流れている沢は大岳沢です。
途中は採石場(?)、謎のトンネル、大岳キャンプ場、大岳鍾乳洞などを見送り進みました。
謎のトンネル。
大岳キャンプ場の管理所。
林道末端に到着、ここから山へ
林道の末端へ到着しました、ここから山へ入ります。
一度ザックを落として休み、靴紐を結び直しました。
準備ができたら山へ入ります。
御坂尾根の取り付き点を探す。
ここから登山道です。
この周辺の近くから尾根へ取り付きます。どこから登れるか、良く観察しながら歩きました。
ひとつめの橋を渡る。
木々の間から溢(こぼ)れる光に心地よさを感じつつ、みちなりに進みます。
右側に流れている川は大岳沢です。
途中で左側から小さい沢が合流しますが、これが鈴ヶ尾沢なんだと思います(たぶん)
左から鈴ヶ尾沢が大岳沢と出会っている。
この周辺雰囲気が良い。
もうちょっと進んで〜。
この道標が目印ですね。(道標の番号は13E-470)
まっすぐ進めば『大滝・馬頭刈尾根』
右の橋を渡れば『馬頭刈尾根・馬頭刈山』と書いていました。
ここを右折して小さい橋を渡ります。橋を渡ってすぐの場所が御坂尾根の取り付き点になります。
道標。
この橋を渡った所周辺が御坂尾根の取付き点になります。
橋を渡った所から、適当に尾根の上へ登る事も出来ますが、ここはちょっとだけ我慢。
橋を渡った所からさらに道なりに10m〜15mぐらい進んで、振り返りますと、尾根の上へ登れる踏み跡がうっすらとついています。
御坂尾根取付き、倒木を跨いで登ります(うっすらと道があるのが分かりますか?)※
※道を塞ぐように倒木が置いてありますが、これは通行の禁止を暗示している目印です。このような目印を見落とすと遭難の危険が高まります。
さあ、ここから御坂尾根へと登りますよ〜。
ってなわけで、次回へ続く〜(^^)
ヽ(^◇^*)ノ=500
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