渓流釣りで炎上中?

今、渓流釣りの世界で、ちょっと話題(炎上?)になっている問題があり興味深く眺めている。

© godfather – stock.adobe.com

問題となっているのが、Tさん(仮称)で、このTさんが、渓流、特にあまり人が来ないような源流域へのアクセス方法を詳細にyoutubeで公開した事から渓流釣りの愛好家の一部が、渓流の情報を安易にネットに掲載しないでほしいとTさんを説得しようと試みているのだが、Tさんは法的には問題ないなどと応じず。外野もまじって賛否に分かれ、非難の応酬となっているのだ。

今現在Tさんはyoutubeでのコメントを閉じており、インスタグラムでは批判的なユーザをブロックしているようで、膠着状態に入った。

僕の個人的な感想を書くと、やはり渓流の源流域への詳細なアクセス方法などを書くのにはどちらかと言えば反対だ。

僕も山では山菜やきのこを採ったりするけど、その事を詳細にブログに書いたりはしない。

これは資源を独占したいという気持ちが無いと言えば嘘になるが、じゃあその情報をブログに書けばどうなるか?と言えば山菜やキノコはあっという間に取り尽くされてしまう。

というのも、山菜の愛好家は山菜を根こそぎとるような事はしないものだが、よくわかっていない人は、人に取られる前に自分でとってしまおうと思って根こそぎとってしまう。そういう人が少なくない。

渓流の源流域の情報を詳細に公開すると、こういう事が起こるというのは容易に想像がつく。

Tさんは、視野狭窄におちいっており、自然を守るという事に対する配慮がかけているように見える。

僕も「東京登山」というHPを作っていたころ、バリエーションルートへの詳細なアクセス方法を書いていた事から、とある方から注意をされた事がある。

その主張が「人が真似をして、バリエーションルートへ安易に入って事故にあったらどうするつもりですか?」という類のものであった。僕はこの主張はあまり正当なものでは無いと今でも思っているけど、この方の意見はその後もずっと気になっていて、僕なりに情報の出し方を考えて慎重に行動するようになった。

Tさんの動画を見ると、実によく出来ている。
時間をかけて編集したのだろう。

自分が一生懸命情熱を傾けてつくったものが批判されるのはつらい事なのはわかる。これから方針転換もしたくは無いだろう。
このままゴリ押しするのか、どこかで折れるのか・・

この議論がどのように着地するのか、注視していきたい。



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