台北の七星山を登ってきました(1)

では、これから七星山へ登りたいと思いますヽ(^◇^*)ノ

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小油坑バス停の脇に山へ入る道があります。

山の方を見ると細い道が見えて、そこを人が歩いていました。

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細い道が山肌を縫う様に走っている。

さあ、山へ入るぞ・・と一歩を踏み出します。

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石畳が敷かれている、整備された道です。

道の両脇には笹でしょうか?壁のようになっていました。

とりあえず、本格的に歩く前に入口にあった道標の撮影をしようと思い、カメラを構えて何枚かパチパチ撮っていた・・。。

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パチパチ・・・と撮影中。

その瞬間、信じられない?事が起こった。

撮影してる目の前に台湾人が座り靴紐を結びはじめた(笑)

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日本ではぜったいに無い事である(笑)

写真撮影してる、その目の前に座り込むなど、日本では考えられない事だ。
台湾の人はそういう事には無頓着なのか・・(?)笑

この旅を通じてそれは感じた。
彼らにとって写真を撮影してる人など眼中に無いのである(´・ω・`)

よくわからないが、これが台湾の人の国民性なのかもしれない(?)

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さて、山へと入って行こう。

両脇は背丈の高い笹に覆われた道が続いています。
ちょっと歩くと小川を跨ぐ所へ差し掛かります。

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一見なんという事もない小川だが・・。。

なんとなく、流れる水に触ってみた・・・。。

!!

暖かい・・温泉だよ・・・!!

この山が火山である事を再確認しました。

いつも東京の山ばかり登っている僕にとって、新鮮な驚きがあります。
なかなか楽しませてくれるじゃないか。

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石畳はどこまでも続いている。

小川を渡った後はすぐに急な坂道が待っていました。
一歩一歩、確かめるように歩く。
しっかりとした足取りです。

東京で鍛えたこの足腰。
台北の最高峰に負けるわけにはいかないのである。

そう、誰に推されるわけでもなく、
勝手に東京を代表する気分になっていました。

まずは、ウォーミングアップ・・
そんな気持ちで登ってゆき、息も弾んできた所で、何気なく後ろを振り返ってみました。

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なかなか風光明媚な景色じゃないか。

風の中にゆれるススキと、遠景まで広がる優しい緑。
いい山だな・・とはやくも(来てよかった・・)という気持ちになります。

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ススキの向こうに煙が見える。

このススキの向こうはあの小油坑の崖があるんですね。

強い硫黄の香りを乗せて、煙がもくもくと上がっています。

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落石注意(?)

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下から見る以上に、煙が立ち上っていた。

さあ、どんどん行こう。

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若者の後を追うように登る。

登って行くのですが、この時点での感想は「ぜんぜん楽勝だわ〜」でした。

山に登るキツさは人によって大きく異なります。
普段運動をしていない人にとっては、この山でも十分に手応えがあるはずです。

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露岩が印象的な場所。

岩からは煙が染みるように立ち上っている。

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もくもく・・と。

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腐った卵みたいなニオイがする。

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途中は何箇所か展望台がある。

すばらしい眺めに、思わず目を細めるオヤジの姿がそこにはあった。

(今日は天気が良くて本当によかった・・)
そんな事を思いました。

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まだまだ上があるぞ。

七星山は台北市の最高峰である、とは言っても標高は1120m 程度しかない。

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遠くに台北市が見える。

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足元の様子。トレランシューズです。

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道の様子(道標は沢山あります)

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これから進む先を見る。道が見え人の往来がある。

登ってゆくと・・

登山道を二羽の鳥が歩いていました。

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鳥が歩いていた。

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何の鳥だろうか・・。。

まったく人を警戒する様子もないです。
ツガイなのだろうか、付かず離れずの距離で2匹が歩いています。

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夫婦なのだろうか・・。。

こんな近くで野鳥を見れるなんて・・・なんだか嬉しくなりました(^^)

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振り返って撮影

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またまた、途中の展望台から。

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展望台から、七星山(左)が見えている

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先へと進み振り返り、展望台を見る。

もうすぐで七星山へ登頂できそうです。
だが、登山はいつ何時どんな事があるともわかりません。
気が緩んだ所にキツイ一撃がくるものです(´・ω・`)

そして簡単な場所こそ、慎重に歩かねばなりません。

馬鹿みたいに簡単だからこそ、当たり前の事をひとつひとつ確実にこなす事が大切なんです。

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正面に目指すピークが見えた。

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そして〜。。

やったぞ。

七星山の山頂だぁ〜。

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到着しました〜。

七星山登頂。

ココまでの道のりは、全然楽勝でした。
なぜ楽勝だったかと言うと、ゆっくりめのペースで焦らず、着実に歩みを進めたからだと思う。

周辺の景色をゆっくり堪能ながら登ってきたのが良かったのだろう。

そんな事を想いながら、周辺をゆっくりと見渡しました。

そんな山頂は、沢山の人で溢れていました。

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山頂の様子。

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観光客だろうか、外人さんの姿も多く見られた。

ここからは360度のパノラマが楽しめます。

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台北の街が見える。

今日は雲もなく、遠くまで良く見える。
ちょっと街の方はガスっぽいけど。。

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また逆の方を見る。

ここで周辺を見ながらカメラで撮影をしていたら、

目の前の青年が後ろに倒れた。
ごろんと・・だ。

そして、いきなり小刻みに痙攣し始めました。

あまりにも急な事で、驚いたけど、見ているだけしか出来なかった。
声をかけるべきか・・(いや、でも俺中国語話せないし)

しばらくすると青年の痙攣は収まったようだ。

いったいなんだのか・・。。

パーキンソン病とか、なにかの難病の持ち主なのかもしれない。
てんかんとかかなぁ?(´・ω・`)

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とりあえず、何も無くてよかった。

今となってみれば、何という事もないエピソードであるが、
軽く驚いた事件でした。

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三角点にタッチ。

存分に山頂からの景色を堪能します。

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あちらに見えるのは、七星山の東峰。

双耳峰というわけではなく、この周辺一帯が火山地帯であり、
いくつもの小ピークが点在しているように見える。

七星山の由来は、この周辺に点在する7つのピークが北斗七星のように見える所から名付けられたと言う。なかなか洒落た名前の山だと思う。

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あとであっちにも行ってみる。

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すらばしい眺めだ。

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あの道を歩いてきたのだ。

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七星山、1120mです。

ここで台北の人を見ていたのですが、彼らは写真撮影が大好きみたいで、
何枚も何枚もポーズを変えて楽しそうに撮影をします。
撮る方も撮られる方も良くわかっているようで、撮影される事を楽しんでいる様子でした。

この旅を通じて感じた事だが、とにかく台湾の人は写真撮影が好きだ。
これは日本人とはぜんぜん違うなぁと思いました。

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写真撮影を楽しむ台湾の人たち。

ちょっとした所に、国民性の違いを感じたオヤジなのであった※

つづく!!!

※個人的な感想です。

» 台北旅行ひとり旅についてはこちらにまとめてあります。

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