高尾山の廃道『蛇道』を歩いてみた。

こん♨♨は、東京登山です。

※この山旅は2016/3/13に行いました。

GPS
本日歩いたルートはこちらです。

高尾山の一号路には、途中に『城見台』と書いてあるベンチがある休憩場所がありますよね。

城見台
城見台の城とは八王子城の事かな(?)

良く見ると、そこから山肌を歩けるようなトラバース道があり
立ち入り禁止とは書いてなかったので、興味半分で入ってみたので、この様子を軽く(?)レポートしたいと思います。

※先に書いておきますが、この道は登山詳細図にも記載が無い道です。踏査してる人は調べていると思いますが、危ないし立ち入り禁止だから、地図に記載してないんだと思います。自分が歩いた時は入口部分に立ち入り禁止と書いておらず、出口で立ち入り禁止のテープを見つけました。崩落が進んでおり、かなり険しいので、このコースを通過して事故に合われても私は責任を取れませんので、よろしくお願いします。

トラバース
歩けそうな道。

城見台から道を見ると、平坦で歩きやすそうです。
この時、地図で確認したのですが、この道は登山詳細図には記載が無いみたいですね。

※踏査はしたけど危なかったので記載して無いのかもしれませんね。

進んで見る。
ちょっと進んで見ます。

ちょっと、歩いてみると、道もしっかりとしていたので、このまま進みました。

廃道、蛇道。

所々、道の傍らに赤いテープがあり、見ると『蛇道』と書いています。

蛇道と書いている。
蛇道。

たぶんこの道を歩いてゆくと、蛇滝コースに接続するんだろうと、すぐに思いました。

オリエンテーリング
オリエンテーリングのポイントAがこんな場所に。

すこし進むとすぐにオリエンテーリングのポイントAがありました。

さらに進みます・・。。

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徐々に道が悪くなってきます。

最初は普通の道だったのに、進むにつれて歩きにくくなってきました。

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ここは軽く崩落していますが、足を乗せる事が出来て通過。

足元は不安定ですが、仮に滑り落ちても直ちに危険はありません。
足元が不安定な場所を通過する時には、自分がここで足を踏み外したり、グリップが足りずに滑り落ちた時にどんなリスクがあるかを良く考えて行動するようにしています。

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人の足跡が残っている。

まだ新しい人の足跡が残っていました。高尾山は訪れる人が多いので、この様な道でも頻繁に歩かれているのかも知れないです。

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薄い登山道と急斜面。

周辺の様子をよく確認して、リアルタイムにリスク評価をしながら歩きます。

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激しい倒木。

この倒木は中央を突破する。

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軽い倒木。歩きやすいように木がカットされている。

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下の方に見えた、看板(通行・・禁止って書いてるのかなー?)

途中は道が細かったり、倒木があったりして、若干歩きにくいですが、右側の斜面はそこまで険しくないので、仮に踏み外したとしても、奈落に落ちて行くと言う事は無いです。

しかし、数カ所ですが歩くのが難しい場所が出てきます。

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崩落してて、通過が難しい。

写真で見ると、大した事無いように見えますが、右側の傾斜はそこそこあり、土砂が堆積しているので、ここで滑ると5mぐらいは滑落しそうですね。死ぬ事は無さそうですが、泥だらけになるかもしれません(笑)

じっくりと観察します。崩落地に足を乗せるのが怖いです。間違いなく滑落します。
しかし僕も慣れたもので(?)ここは無理に突破せずに、少し高い場所を高巻く事でクリアします。上の方にある岩に指をかけて、腕のちからを頼りに斜面を登り、すぐに立木に移り、うまく木の枝を使ってクリアしました。

難しい場所はこれで最後、後はするする・・と歩いてゆけました。

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あれ。。黄色テープだ(^^;)

ここから立ち入り禁止では無く、たぶんここまで歩いて来た所が立ち入り禁止だったんでしょうね(笑)この時はじめて気が付きました。

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警視庁の立ち入り禁止テープ。

メンゴメンゴ!!

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人が歩いてるのが見えた。

黄色テープを越えると、すぐに正面に人が見えた。あそこが正規の登山道だな。

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『蛇滝コース』の1合目?に接続しました。

では、あとは普通に下って帰るだけです。

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この周辺に立っていた杭。

ここからは、すぐ下に蛇滝があります。

※ちなみに蛇滝ですが(行基菩薩に得度を受けた大蛇がお礼のためにお山に差し上げた滝)らしいです。得度とは悟りを開くとか、出家をすると言うような意味らしいです。

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かっこいい建物。

IMG_0057
お地蔵様。

と、言うわけで、この後はこのまま普通に山を脱出。
山の麓まで戻ると、梅が咲き乱れており、梅祭りが開催されていました。
その様子は・・ブログにするかどうか、まだわかりません。たぶん書かないと思います。

内容が内容なので、このブログも将来的にパスワードを設定する可能性あります。

ではでは〜(^^)



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