『海沢探勝路』を歩いてきたぞ〜(2)
2016年3月8日 12:00
※海沢林道の途中におトイレと東屋がある広場(海沢園地)があり、そこから海沢探勝路へ入る事が出来る。
例のごとく、非常〜に地味な山レポです(笑)なんだか申し訳無い気がしますが、いますこしお付き合いいただけると幸いです。
海沢探勝路に入る。
ちなみに『海沢探勝路』は(うなざわ・たんしょうろ)と読みます。探勝とは『名勝の地を見に行くこと。よい景色を捜して見て歩くこと。』という意味らしいです。
海沢探勝路へ入る
まったく緑が無く、絵面としては寂しいですが、これは時期が悪かった。緑が多い時期に来ると綺麗なんだろうな・・と思った。
あまりにも絵面が地味すぎて、海沢探勝路の素晴らしさが伝わらないのでは無いかと不安を覚えます(笑)
さて、道はなんとなく曖昧な感じで、とりあえず沢沿いに歩いて行きます。
お、いい感じじゃない。
左側には沢が流れており、岩がゴツゴツしている所を進んで行くと、すぐに『三ツ釜の滝』に到着しました。
まずは『三ツ釜の滝』
なかなか迫力ありますね。
この滝は三段に分かれていて、全ての落差18.3m。三ツ釜の『釜』とはいわゆる滝壺の事です。
この先もいくつか滝が有るようです。
鉄階段と木製の階段を登り、登山道を進みます。途中は道標があるので迷わないと思いますが、ちょっとわかりづらい部分もあります。
ネジレノ滝・・楽しみだ。
ここの急な鉄階段を下ると、すこし道が不明瞭でしたが、沢の左岸(上流からみて左側)を歩いて行きます。
進んで行くと石が出てくるが、これは乗り越える。
ちゃんと石にステップがつけてあるので、簡単に乗り越えられました。
そして、『ネジレノ滝』に到着。
これは凄い。
かっこいい『ネジレノ滝』
うおっ・・これはカッコイイな〜〜(*´▽`*)
しかし、この秘境感・・写真ではなかなか伝われないな〜。。(笑)
ちなみにネジレノ滝の落差は10.8m。2つの滝がねじれる様に落ちて見応えのある滝です。周辺は岩の壁に取り囲まれており、静謐(せいひつ)な時間・空間を堪能できます。
これは必見ですね〜。近くに来たらぜったい訪れてください(^^)
大滝を目指す。
ネジレの滝から、道を少し戻って、次は大滝を目指して歩いて行きます。
一枚岩のトラバース。
一見、登山道に見えないが、良くみると、コンクリートで足場が作られていて、ここが登山道だってわかる。
一度大きく登って、そして下って行き大滝へ到着。
『大滝』
これもかなり立派な滝ですね。
大滝は落差23mの滝です。周辺は少し広くなっているので、休むのには丁度良い場所ですね。
小腹が減ったので、クリームパンを食べた。
大滝が終わった後は登り返して、ここからは悪路。
落ち葉でツルツル滑る恐怖のトラバース地帯。
少しの間、高度感のある登山道が連続しましたが、その後はごく普通の奥多摩的登山道。
農業用モノレールが走っている。
途中は山葵田の近くを歩いたりする。
山葵田が沢山ある。
山葵田を過ぎてからは急坂、そこを過ぎれば大岳山の山頂は間近だ。
急坂も終わる。
そして大岳山に到着〜(^^)
と、言うわけで『海沢探勝路』の通過に成功〜(^^)
大岳山の山頂に到着(あんまり人は居なかった)
この後は、大岳山の山頂でお昼ごはんを食べて、まったりとして、御岳山の表参道を通過して下山しました。
初めて『海沢探勝路』を歩きましたが、思ったよりもレベルが高い登山道だったなと思いました。
一歩間違うと転落するような場所もありましたし(よほどのミスが無いと落ちないとは思いますが)特に落ち葉が積み重なったトラバース道は、滑落すると、下まで止まらずに高速で落ちそうで、万が一があるとヤバイですね。ここはもうちょっと登山道の整備をするか、別ルートを作って欲しいなーって思いました。死人が出る前に・・(^^;)
今日歩いたコース。
大岳山の周辺ですが、登山道の整備を進めているようですが、緊急性が無い整備が多いかなと思います。岩を削って階段を作ったり、大岩を動かしたり。それよりは滑落とか転落の危険がある場所を整備してくれた方が嬉しいのですがね〜。
と、言うわけで、このレポを終わります。
ここまで読んでいただき、有難うございましたm(__)m
ヽ(^◇^*)ノ=500
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