神庭尾根を満喫〜。

※鳥屋戸尾根の枝尾根、神庭尾根(かみにわおね?・かにわおね?)を歩いてきましたのでレポートします。(この旅は2016年9/21に旅したものです)

今日は蕎麦粒山の南尾根に派生する鳥屋戸尾根(とやどおね)からトヤド山で二股に分岐する枝尾根、ノボリ尾尾根と神庭尾根の内、あまり一般的には登られない『神庭尾根』を歩いてみたいと思います。

神庭尾根
神庭尾根(青線)とその周辺

鳥屋戸尾根を昇降する場合には、登り尾尾根を使うのが一般的だと思います。今日は桜平バス停から神庭尾根を登り、蕎麦粒山を目指します。その後には一杯水避難小屋を訪ね、ヨコスズ尾根を使って下山します。最終目的地は東日原となります。

貴方の生命と財産に関わる重要な警告です。

神庭尾根はバリエーションルートになりますが登りで歩く場合には特に危険な箇所は少ないと思います、人通りが少ないために静かな尾根歩きを楽しめると思いますが、万が一事故が発生した場合には救助を呼ぶ事が困難で発見が遅れます。特に単独行の方は登山届を出す、無線機を携帯するなどしてください。私のホームページは私の旅の日記であり、備忘録です。貴方の旅のヒントにはなると思いますが、ガイドブックの代わりには成りません。山行におかれましては、自己責任の精神でお楽しみください。

んでは行ってみよう〜。

※登山詳細図では『桜台バス停』となっていましたが、バス停には『桜平』と書かれていました。バスから降りる時には間違えないように気をつけてください。(バス停の名前が変わったのかも?)

と、言うわけで桜平バス停で下車〜。このバス停で降りたのは僕だけ、バスに乗ってた人たちは、こいつこんな場所で降りてどこに行くつもりだろう?と思っただろうなぁ。

桜台バス停
初めて下車した『桜平バス停』

で、さあ、行こうか〜と思ったのだが、なんと前回はカメラを忘れたんだけど、
今回はカメラにメモリカードが入ってない!!

と、言うわけで今日もアイホンで撮影をする事にしました。

神庭尾根登山口
神庭尾根登山口、網が破れてる。

神庭尾根の登山口は、バス停からすぐそこにあります。
網が破れていて、そこから山へ入れます。

ストックを使って登る。
ストック使っていこう。

カメラを持ってないので手が空いたので、ストックを突きながら登る事にしました。

網をくぐって山へ入ります。

山に入りました。
登山口から入って上を見上げたところ。

針葉樹の植林だ。

トラバース気味に尾根を外す道。
踏み跡はしっかりとついている。

登山口から踏み跡がちゃんと付いている、作業道だと思われます。
しばらく作業道を辿って進みました。

踏み跡は有るが・・
荒れている。

道はあるんだけど、杉を枝打ちした後だろうか?踏み跡が見えにくくなっていました。

道が荒れている。
道だよな・・?

登山口からですが、登山詳細図に書いてある道はちゃんとあるみたいですが、よくわかりません。

しかし、よくわからない場合は道から外れて登りやすいところから尾根を直登した方が確実です。

要するに臨機応変に対処しようと言う事ですね(´・ω・`)

キイボカサタケ
キイボカサタケ(毒)

道を外してまっすぐ尾根を登る。

img_3543
尾根の様子。

キイボカサタケも多かったが、このソウメンタケの一種も周辺で良くみられた。

ソウメンタケの一種?
触ってみたけど、バインバインしていた。

この尾根は全体的にキノコが多く感じました。

赤いきのこ、裏は黄色
ベニヤマタケだと思う。

ヌメリガサ科のベニヤマタケ(可食)
ヒイロガサ(可食らしい)に似ているが、ベニヤマタケは柄に縦の繊維模様が無い。
生のまま解いたタマゴにいれてオムレツにして食べるらしい。

beniyamatake
ベニヤマタケをいろんな角度から。

※キノコの撮影をする時は、特に興味深いものは、様々な角度からと、そして周辺の様子が良くわかるようにいろんなカットを撮影すると良いみたいです。ちなみに僕はキノコはあんまり詳しく無いので、食べて問題が発生しても責任はとれませんので悪しからず・・(^^)

途中からは強い踏み跡もある、あとはまっすぐ尾根の上を登って行くだけである。

フェンスの横を上がって行く
フェンスの横を歩く。

途中フェンスが出てくるのでその左側を登って行く。
若干踏み跡も怪しいところが多いので、いい塩梅にルートファインディングをして登ってゆきます。

途中の展望
途中はこのように展望が効くところもある。

ここから見えているあの山は・・当てずっぽうだが、本仁田山と平岩山辺りじゃないだろうか・・。。

きのこ
ツチグリですね。

フェンスの近くに良く落ちていたもの。

やたら大きいベグ
やたら大きいベグ

さて、この先しばらくの間ずっとフェンスが出てくるんだけど・・・。。

フェンスの左側を歩くこと
フェンスの左側をキープし続ける事が大事だ。

途中、何箇所かフェンスの切れ目が出てくるが、そんな時でも、フェンスの一番左をキープして登って行きます。

フェンスの左
キープレフトの精神が大切です。

キノコ
謎のキノコ。

そして、フェンスが途切れ終わったところで振り返ると、そこも眺めがよい。

展望
大岳山、鋸山、御前山・・って感じだろうか・・(違うかもw)

道中はこまめにGPS(フィールドアクセス2)を起動して印象深い出来事をプロットしてゆく。

地図
楽しい。

フェンス地帯を抜けた所から少しの間ガラ場を進む。

ガラ場
ガラ場。

岩がゴロゴロしているのだが、特に難しくは無い。

この岩場で一番怖いのはヘビだ。

蛇だ
小さいヘビだ。

今までヘビに遭遇した事は何度もあるけど、
一度の山行で4回もヘビに出会ったのはこの尾根だけです。

季節的なものなのか、それとも単なる偶然なのだろうか。
とにかくヘビが多かったです。1mぐらいまで接近して初めて気が付くので驚きます。

ガラ場など、岩場にはヘビが隠れる場所が多いので、ヘビに気をつけて歩きたいですね・・(´・ω・`)

木製看板
ガラ場を抜けて木製看板。

ガラ場を突破して森に入ってからは、平々凡々な尾根歩きになります。
坂の厳しさについては、感じ方がかなり個人差があるのと
同じ人間でもその日の体調にも大きく左右させるのではあるが、
極端に厳しいという事もなく。

苔
苔がびっしりの大きい石。

標高780m圏到達
標高780m圏到達

赤石柱
登山詳細図で赤石柱?と記載されているもの?

えーっとこれは・・
カベンタケ(花弁茸)だったと思う。

カベンタケは(可食)だと記憶してる、大して美味しくないらしいんだけど、パスタとかに入れて彩りが良くなるとか。火を通しても色が変わらないのだろうか・・(?)

緩やかな尾根
緩やかな尾根

この後もいろんなキノコを探したり、観察したりの山あるき。

キノコの山だねぇ〜。

ぬめぬめしたキノコ
ぬめぬめしたキノコ・・・形がいいね。

地味だが美味しそう?
地味だけど美味しそうな茸。

食える気がする。
食えるかな・・。。

美味しそうじゃない?
美味しそう?

そして地図にも書いてある標高925m圏へ到達。

標高925m圏
良く調べたけど、特に何も無い。

栗?がゴロゴロ
栗?がゴロゴロ。

顕著なピークでは必ずコンパスを使おう
顕著なピークでは必ずコンパスを使おう

ピークに立った時は必ずコンパスを使って進む方向を定める。

岩が出てくる。
大きな岩が出てきた。

この先にも大きい岩が。

岩がゴツゴツ
わかりにくいけど、遠目に大きい岩の塊が見えた。

この周辺でひときわ目をひく、大きい石、岩茸だと思われるものがびっしりと生えていました。

岩茸
たぶん岩茸。

岩茸
あまり綺麗じゃない。

岩茸は名前ではキノコだけど、地衣類(ちいるい)の一種らしい。
詳しくはわからない。

大岩の左を通過する
大きい岩の左を通過して抜ける。

苔
苔がいっぱい。

写真右上のはウメノキゴケ(地衣類)かな・・・。。

キノコ
地味なキノコは名前を調べる気が起きない。

岩の左を通過中
岩の左を通過中。

歩ける場所は明瞭なので間違える事は無いと思います。

うわっ!蛇!!
うわっ!ヘビ!!?

と、思ったらヘビじゃなかった・・(^^;)

蛍光色のキノコ
蛍光色のキノコ

写真では表現できないぐらいの蛍光イエローなキノコでした。

あとは平凡な尾根
ずっと平凡な尾根。

上の方にトヤド尾根が見えてきましたぞ。
上の方にトヤド尾根が見えてきましたぞ。

トヤド尾根に到達。
トヤド尾根に到達。

と、言うわけで難なくトヤド尾根へ到着できました。
簡単な尾根歩きでしたが、人通りが少ないのでそれだけで一定のリスクがあると思います。

登ってきた方向を見る。
登ってきた方向を見る。

トヤド尾根合流点にあるもの
トヤド尾根合流点にあるもの

img_3662
神庭尾根の航跡

さて、ここからはトヤド尾根です、この後僕は蕎麦粒山まで登って行き、
一杯水避難小屋へ行き、ヨコスズ尾根を使って東日原へ下山しました。

ここからはトヤド尾根です。
ここからはトヤド尾根。

まぁ、そんな感じでございました。。

ここまで読んでいただき有難うございますm(__)m



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