高萱尾根と高萱を訪ねる(2)

続きです。。

あんまり気が進みませんが・・。。

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いけるよな。。うん。

意を決して登り始めます。
ピンクテープがあるので、その方向へ導かれるように。
斜面を横断気味に登って行きます。

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斜めに登って行く。

ぬぬぬぬ・・・。。

足元の土がボロボロです。

力強く登りたいですが、パワーが逃げてゆきます。

剛性感のない斜面です。

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地面には黄色い杭が・・

登りながら周辺を良くみます。
右下を見ると・・・

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かなり急・・です。

これは危険だ・・と思いました。

まちがって滑落すると、転落のリスクがあると感じまして、右側(崖側)には近寄らず、ちょっと登りにくくても、崖から離れた所を選んで登る事にします。

単独行での転落=死、なので、
リスクを背負わない山登りを心がけねば・・と思っています。

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登りやすい所を選んで登りました。

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下を見た所、なかなか急だな・・

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土質はグズグズ・・で登りにくい。

立木を使い、力任せに登ってゆくと、傾斜もすこしづつ緩んできます。
やっと尾根の上へ乗りました。

ここまで20mぐらいでしょうか、たったこれだけの距離なのに
けっこう大変でした。。

尾根の上にたった所で休める程度の小さいテラスがありました。

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ここで態勢を整える。

ふー・・なかなかハードでした。
奥多摩の山は序盤が傾斜が厳しい事が多いですね。

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汗をぬぐい、水を飲んで一息つきます。

ここからも道は無いですが、
尾根通しに歩いて行けます。

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ここからも急な坂だが、これまでと比べるとずっと良いです。

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我慢しながら登ってゆくと、尾根の向こうに白い空が見えた。

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ところどころに黄色い杭があり良い目印になった。

のぼって行くと、途中で人工物が出てきます。
木をつかって階段(ステップが作ってあります)

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階段だ・・。。

ここから踏み跡が出てきます。
すぐに分岐が出てきまして、
左へ進むトラバース道が伸びています。
ここは左へは行かずに尾根通しに登ります。

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これが左側へ進むトラバース道。

この道を進むと、どこかに正規の作業道の入口があるのかもしれません。

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明るく、穏やかな場所。

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いい所だね。

きもちいいな・・(*´∀`)

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落ち葉。

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植林だ。

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しばらく穏やかな登りが続いて気持ち良い汗をかきます。

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踏み跡を感じるぞ。

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上を見ると、紅葉が輝いている。

踏み跡もいつの間にか無くなって・・・。。

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道の様子。

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落ち葉にも変化が出てくる。

ところどころで急坂が出てきて、悪戦苦闘しながら登ります。

その中でも特に危険を感じたのが、標高630m付近の急坂。
下の写真。

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中央に立木があり、尾根から少し外して、右側に道らしきものがあった。

下から見ると、普通に歩いてゆけそうだったので、右側から歩いていったのだが、
落ち葉が深く靴のグリップが効かない・・(汗)
途中まで登って、右下を見ると落ちると厄介そうだったので、登る事をあきらめていちど立木の所まで戻ろうと決めます。

ですが、下りは下りで落ち葉が深く靴のグリップが頼りなく、
下手をすると滑落しそうです。
慎重に、岩や細い枝を使って安全を確保しながら降りてほっと一息。

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左は左で危ない。

尾根の真ん中の岩の部分を突破する事にしました。
つかむ所、しっかり立てる所があるので、断然歩きやすいです。

ここが一番ひやっ・・とした所でした。
無理をせずに、いったん退いて客観的に自分の状態を判断したのが良かったです。

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ここから先も急坂はところどころで出てきます。

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立木をつかって登ります。

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手応え十分の急坂。

もうすぐで高萱山と言う所、ここの急坂も厳しい。
上手に立木を使い、立木を背にして立ち、
木から木へと渡りながら登ります。

終盤はなんとなく斜面を斜めに切るように登ると、杭が。
みると何か書いているようですが読めず。
ただ進むべき方向に→が書いてあります。

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矢印が書いてる杭。

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よし、もうすぐで高萱だ。

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ここが高萱かなー?

ここで昼ごはんを食べました。
実はここが高萱だと思っていたのです。

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お昼ごはん。

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今日もってきたラーメン。

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台湾で買った、統一麺。

作ってみたけど、スープの中に小さい乾燥エビが入ってる。

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スープが美味し。

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茹卵をトッピング。

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海苔巻き持ってきた。

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投入〜!!

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山まんまにして食べました。

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無線でラジオを聞きながら。

食い終わったら先へ。

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この先、そんな難しい所ないんじゃないかな。

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と、思っていたら、やせてる場所があってひやっと・・。。

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高萱に到着。

ちなみに、高萱山という山の名は僕は知らないです。
古地図を見ると、『高萱』って書いているんですよね。
山という文字は無いです。
『高萱山』と書いてある資料が見つかったら、追記したいと思います。

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高萱・・にて。

ごらんのとおり、立木に囲まれていて展望は無いです。

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周辺の様子。

高萱からはコンパスを見て、確実に進みました。

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ここからは本当に難しい所はない。

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最後の斜面。

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うわ、藪。

と思ったけど、藪が無い所(踏み跡?)があり、何の問題もなく突破。

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やったー!!

やりましたー。高萱尾根を完歩できましたー。

感想ですが・・序盤はけっこう厳しいですが、
もしかしたらもっと簡単な登り口があるのかもしれません。
途中にあった作業道がどこから伸びているのか、調べたいですね。
登山詳細図に期待です!(笑)

全体的には難しい場所は無いようですが、
落ち葉が深く、登りにくい、滑りやすい場所があるので、
周辺の様子を見ながら、崖や急斜面の側に立たないように、
慎重にルートを見極めて登る必要があるな・・と思いました。
一番確実な方法、斜面の弱点をみつけて、楽をして登りたいです。

なかなか楽しい尾根歩きだったと思います。

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この後は臼杵山へ。

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臼杵神社へ。

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一説によれば猫との噂もあるが・・・。。

普通に見ると猫じゃないよね。
もしかしてこれって、猫と狼を合成した想像上の生き物じゃないのー?
なんて、勝手な妄想をしました。

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下山途中。見えた日陰本田山、紅葉がいいね。

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茱萸御前(意味はわかってません)

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最後にはビリビリフェンス・・。。

これ苦手、嫌いだよー。

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電気が流れているので、通り方があります。

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電気が流れてない所を触ってうまく開ける。

あわわわわわ・・

あぶないあぶない・・
緑色の所が電気ビリビリらしいですが、緑が多すぎます(汗)

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そして荷田子からバスで帰りました。

以上でこの山旅は終わります。

ここまで読んでいただき、有難うございました。

あっ・・この投稿で今年は最後になります。
今年もありがとうございました。
皆様もよいお年をお過ごしください。

では!!



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