特定小電力無線は登山で使えるのか。

無線とは言っても、いろんな種類の無線がある事をご存知でしょうか?
私は知ってはいましたが、実際にそれがどんなものであるのか、
正直よく分かっていませんでした・・。。

そこで、ちょっとアマチュア無線以外の無線が登山で使えるかを調べてみる事にしました。。

アイコム 特定小電力トランシーバー 47ch中継タイプ ブラック IP67防塵/防水 IC-4350
特定小電力無線は、価格が手頃なのも魅力(?)1万円代で良い物が買えるぞ。

特定省電力無線について調べてみた。

・特定省電力無線は免許が不要(電波法令や無線技術等に関する知識は必要なし)
・出力は1W以下
・日本なら誰でも(外国人でも)使える
・外国では使用できない
・無線機を買えばすぐに使える。
・障害物がなければ2~3kmは電波が届く

特定小電力無線が登山で使えるかですが、出力が最大でも1W以下ですが、1Wあれば十分使えると思いますが、実際には1Wで出力できる特定小電力無線は少ないみたいです。
(通信機器を調べると、10mW程度のものが多いようですが、これは0.01Wですよね)
スキー場とか見通しが良い場所で仲間同志で連絡を取り合うような場合、
登山会などで、パーティーの最前列と最後尾で連絡を取り合うような場合には有効です。
1W出力できれば使えそうですが。10mWでは少し奥深い山に入ると非常通信を出しても届かない可能性が高そうです。

そもそも特定小電力無線で非常通信を出せるのか?

アマチュア無線には非常通信周波数と言うものが設定されていますが、
これは総務省が決めたわけじゃなくて、JARLという団体が業界ルール?として定めたものです。
ですから、非常通信周波数というものが法律的に存在してるわけじゃないらしいです。
ですから特定小電力無線でも非常通信周波数などと言うものが存在してるわけじゃないし、
たぶん業界ルールのようなものも存在しないでしょう。
ですが実際には仮に山中で遭難して他に連絡の方法が無い場合は特定小電力無線でも何でも交信を試みる事になると思いますが、特定小電力無線で非常通信を受信してもらえる可能性は絶望的なレベルだと思います。見通しが良い山頂まで登って行き、送信を試みるという手はありますが・・。。

結論

結論は微妙ですね。
パーティー間の通信には丁度良い塩梅です。
誰でも簡単に気軽につかえるので、親子や恋人同士で、登山会でたのしくワイワイ使うには十分だと思います。使い方によっては役にたつ、便利グッズって感じでしょう。遭難した時の非常通信は期待しない方がいいでしょう。

いかがですか?何か間違っていたら教えてくださいね。

次回はデジタル簡易無線について調べてみるぞ(´・ω・`)おー。






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