日の出三山を縦走してきましたよ〜(1)
2017年5月31日 21:20| カテゴリ:東京の山
先日、『日の出三山』を歩いてきたのでレポを書いてみます。
※2017/5/28に旅しました。
『日の出三山』とは東京の日の出町にある『日の出山』『麻生山』『勝峰山』の三山の総称です、この三山は関東平野を見晴らす事が出来る展望の山という事で、地元の山岳会『日の出山の会』さんが提唱をしている縦走コースらしいです。
このルートはバラバラには歩いた事があるんですが、3つを繋げて歩くと20km以上のロングコースになるので、なかなかの運動量になり、歩きごたえがありそうですね(^^)
旅は武蔵五日市駅から。
※今日はカメラを忘れてしまったので、iPhoneで撮影してます。
あまり画質が良くないです(^^;)
まずはここから勝峰山を目指して歩きました。
途中の詳しい様子は割愛します。
ネットで検索すればいくらでも情報が出てきますので・・。
また登山詳細図にもしっかりと記載されています。
途中の様子。
バスとかは使わずに歩いて登山口を目指してます。
ここから日の出町です。
途中は幸神神社のシダレアカシデを見てきました。
シダレアカシデ。
アカシデの木で垂れているものはとても珍しい・・というより
日本でこの一本しか無いそうです。
めっちゃレア植物ですね(^^)
幸神神社からは登山口はすぐそこです。
以前僕はこんな場所から登っていました。
踏み跡がある(仮にここを第一登山口と呼ぶ)
この踏み跡を進んで登ると、途中に祠があったりするんですが、
なぜか登山詳細図にはこのルートが記載されてないです。
それで僕も登山詳細図にならってこの先にある林道の方を歩いてアプローチをしてみる事にしました。
第一登山口から山へ入らずに、そのまま道を進むと三叉路があります。
ここから山の方へ林道(勝峰山林道)が伸びています。
左側の方へ林道が伸びてます。
まぁ、こういう林道?歩きも悪くは無いです。
地面は土だし、両脇には雑草が生えています。
あちこちに野いちごがあり美味しそうです。
ひとつ口の中に放り込んでみましたが、甘くもなく酸っぱくもなく。
子供の時に近所の空き地に野いちごが沢山生えていて、貪るように食べていた事を思いだしました。
林道。
歩いていると至る所にこんなものが。
地面に海草みたいな植物。
この海草みたいな奴、前から知っていたけど、これって何なんだろう・・??
ずっと疑問に思っていましたが、今回家に帰って検索して調べてみました。
『イシクラゲ』って言うらしいです。
海草っぽいけど、海草じゃなくて、藻類の一種らしいです。
しかも食べる事も出来るんだとか・・。。よく洗ってよく湯がくみたいですが、アオサみたいな味らしいです。
坂を登りつつ、振り返って・・
山の持ち主と思われる工場が見えてます。
この林道をちょっと登って行くと第二登山口(と言う事にします、あとで地図を出すので確認してください)
わかりにくいけど踏み跡があります。
前はここから入ったのを覚えていたので、躊躇(ためら)いもせずに山へ入ります。
下草がぽわぽわ生えています。
ちょっと藪っぽくなってましたけど、ほんの数mの我慢です。
ちょっと邪魔よ〜。
ところで、第2登山口から入らずに、さらに林道を登るとこんな場所があります。
ここの方が山に入りやすいです。
木が倒して置いてますが、真ん中を通って山へ入れる。
勝峰山へ入る方は参考になるかな・・・?
さあ、ここから楽しい山歩きだ〜((o(´∀`)o))ワクワク
ちょっと草がぼうぼうになっている所。
道は細くて、両脇から草がはみ出してきています。
でも葉っぱも柔らかいし、見た以上に道幅もあるので、なんて事は無いです。
※このように藪っぽい場所でも、邪魔だからと言って勝手に伐採したり、みだりに枝を折るような事はしない様にしています。もしも藪が深くなれば深くなったで漕げばいいし、通過出来なければ迂回すればいいです。それでも通れない場合には諦めるのもいいでしょう(^^)
途中何度もみかける『日の出山の会』さんの杭。
初めてみる杭。スーパーマンみたいなマークだね?
登山道っぽい所を歩いて行くんだけど、すぐに終わってまた林道歩きに戻りました。
雑草が生えまくりの林道。
頂上へ向けてこんな道をずっと歩いてゆきます。
山菜無いかな〜?って目を凝らしながら歩きました。
途中、左手下方に林道が・・。
前にこんな林道あったかな・・??
途中にあるベンチ。
ここからの眺めも良かったですが、この先にもっと展望が良い場所があります。
ここで初めて道標が出てきた。
謎の物置場(?)
この中に、僕が奥多摩を歩いてきて、一番物騒だと思うものがあります。
これです・・
火薬箱
なぜこんな場所に火薬箱があるのかわかりません(^^;)
ちなみに今回中を見てみましたけど、空っぽでした。
ダイナマイトとか入ってても怖いですけどね。
小屋の近くにある、分岐。
前訪ねた時はこの分岐の存在に気がついてませんでした。
この先に血の池があるらしいです。
いってみました。
血の池(らしいです)
写真を見ても何がなんだかわからないと思います。
地面にかなり大きい穴が空いているのですが、雑草の茂り方が半端ないです。
この池ですが、ドリーネと言われる、石灰岩地域に存在するすり鉢状の溶食凹地らしいです。
要するに水で石灰岩が溶けて大穴が空いてると言う事でしょう。
そして、血の池のすぐ側にあった『鈴石』
これもはじめて見ました。
これが鈴石。
鈴みたいな・・・石なのかな。
形がちょっと面白い石ですね。
平将門の愛妾の名前が由来になっているそうです。
血の池や鈴石の詳しい由来についてはこちらのホームページに詳しく書いていました。
そして、第一展望所。
第一展望所。
ここからの眺めは最高でした。
パノラマで撮影しました。
そして、あっけなく登頂。
勝峰山
山頂にある、祠と石像。
このお方は誰かな。
前に訪ねた時と山頂の雰囲気が少し変わっていました。
ここから縦走して、麻生山と日の出山の方へ向かいます。
📡勝峰山からちょっとだけ無線で呼びかけてみたりしましたけど、無反応でした(^^;)
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