単独行のこころ3(無線は持っているけれど)
2016年8月22日 23:27| カテゴリ:山岳無線, 東京の山
こん♨♨は、東京登山です。
僕は山に無線を持って行くようにしているのですが、
それは無線があれば、いざと言う時に携帯電話が通じないような場面でも
外界と連絡をとれる可能性が高まり、
遭難時に役立つと思っているから無線機を持っているんです。
しかし、僕がもし遭難したとしても、
僕は無線を使わないと思います。
なんか矛盾してる事を言っていますが、
遭難をしても、たとえば両足の骨が折れても、
自力で這ってでも下山しないといけないと思っているんです。
誰にも迷惑をかけられない。
そういう気持ちが単独登山者としての僕の本当の気持ちです。
でも、実際に足の骨が折れたら、
1mmでも動く事が出来ないかもしれない。
指先をちょっと怪我しただけで涙目の僕ですから、
すぐに弱音を吐いたり、心細くなってしまって・・
実際には這って自力下山なんて事できないかもしれませんが(笑)
でも、安易に助けは呼べないって、そういう風に思っているんです。
どんなに苦しい状態でも、できるだけ自分の足で下山する。
下山が出来ないとしても、せめて稜線には上がりたい。
せめて、救助に来る人が拾いやすい場所までは行きたい。
せめて、救助ヘリから見つけやすい場所までは行きたい。
せめて、人通りが多くて見つかりやすい所までは行きたい。
できるだけの事をしたいと思っているんです。
理想ですが・・・。。
あなたはどうですか?
単独登山者。
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