中尾根(檜原村)を散策
2017年2月18日 22:28| カテゴリ:東京の山
今年初のバリエーションルート(?)
檜原村の中尾根を歩いてきましたよ〜。
道標などは無いのですが、特に危ない場所も無く、
踏み跡もしっかりと付いていました。
中尾根(檜原村)
アクセスは武蔵五日市駅からバスに乗り、『神戸岩入口バス停』で降車します。
神戸岩入口バス停の様子
上の写真で車が停まっている方へ向けて歩いて行きます。
積雪2cmぐらいかな。
すごい寒そう。
神戸岩入口バス停
ここからしばらく舗装路を歩きました。
神戸岩方面へ歩く
寒いけど、周辺の木々に雪が積もって樹氷のようになっていて綺麗でした。
こういうの樹氷って言っていいのかな?
しばらく歩くと、途中に神社とかあって、そこにお手洗いとかもありました。
途中で見かけたペルトン碑
ペルトンさんは、檜原村のサンタさんと言われた方(軍人さん)
檜原村の人に良くしてくれたので、檜原村の人たちが彼との友情の印に石碑を立てたそうです。
そして神戸園。
この周辺はマス釣り場があるんですよね。
ここが最後の自動販売機ポイントです。
冬季でも買える自販機。
そばを流れている小川につららが。
そして、しばらく歩いて行くと『堰下橋』という橋があります。
これが堰下橋。
この橋を渡ってすぐ左側に空地があります。
左の方に空地がある。
ここの空地の中に入ってすぐそこにある山へ入ってゆきます。
空地の奥から尾根へ取り付ける。
先行者が何名かいるみたいです。足跡がありました。
この尾根は普通の人は歩かないと思います。
かなりの好事家でしょう。
さて、写真では道が無いように見えますけど・・。。
最初から踏み跡は良好
かなりしっかりと踏み跡があります。
斜面もなかなかの急勾配なんですが、踏み跡は細かくクネクネと上へ伸びています。
しっかりと道がある。
いちおうバリエーションルートだと思いますが、無理やり強引という感じは無いです。
普通に作業道が伸びているのです。
白い息を吐きながら登ってゆきますと、すぐに尾根の上へと出ました。
尾根の上に乗ったぞ。
左下方から沢の音が聞こえている。
ここからも、ずっと踏み跡が続いていました。
安心して歩く事が出来た。
気温はマイナスだったけど登っている内にだんだん身体が暖かくなってきた。
汗もじわりと滲んてきて、袖をまくって体温を調整する。
あちち・・。。
何も難しい所もなく、ひたすら道を追って歩いて行く。
火照った身体に冷たい空気が気持ちいいぞ。
ぐいぐいと登っているぞ。
途中で大きい岩があった。
この岩は登山詳細図で『岩』と記載されている岩だ。
これが内田正雄の『秋川流域の山々』に記載されている『鎧岩』だろうか・・?
ふーむ。っとしばらく立ち止まって顎を指でポリポリと掻いてみる事しか出来ない。
周辺の様子、単調な植林が続く。
先行者の踏み跡があるので、雪で登山道が隠れていても、ルートを見失う事はない。
仮に踏み跡が無かったとしても登りで迷う事はないだろう。
途中にあった祠。
お、これが・・・。。
『大ムレノ山の神』
これが『大ムレノ山の神』ですか・・。。
奥多摩で良くみかける祠と違って、一回りも二回りも大きい。
なかなか立派な山の神です。
山ノ神様とオヤジ。
祠の前には4体の狛犬・・いや狼様が祠を守っていました。
奥多摩で良くみかけるタイプの狛犬ですね。
左右とも子持ちだったのですが、どっちもメスなんでしょうかね(^^)??
子供と一緒。
現在の気温はマイナス2度ぐらいかな。
先行者の足跡
この後も淡々と歩いて行きます。
笹が出てくる。
うさぎの足跡。
上の方に空が見えてきた。
最後の急斜面はちょっと手ごわい。
アイゼンが無いと雪ですべって滑落の可能性も少しだけどある。
山頂が見えてきた。
そして・・・。。
山頂に到着〜。
山頂の様子。
と、言うわけで、無事(?)山頂のクロノ尾山へ到達。
本当はここから御前山まで行こうと思ったけど、ちょっとしたトラブルが発生。
なんと!!ガスボンベを忘れてお昼ごはんが食べられない事が判明。
笑い事ではないのですが、ここから御前山まで行くより大ダワへ下って林道を使ってエスケープをする事にしました。
その様子は特に写真はありません。
クロノ尾山から御前山の尾根は積雪は5cm程度あり、アイゼンは必須でした。
とりあえず、有った食べ物を全部腹に入れました。
ちょっとだけ無線をして、下山して帰りました。
中尾根は特に危ない場所も無かったですが(積雪期はアイゼン必須です)、全体的に地味な植林が続き歩いてもあまり面白みは無いコースでした。
と、言うわけでこれでレポを終わります。
ここまで読んでくれて、ありがとうございましたm(__)m
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