ウルトラライトハイキング 読了
2014年2月4日 00:47| カテゴリ:山と道具, 山の本
今更ながら・・ですが、読み終わりました〜(^^;)
頑張って読んでいたのですが、なかなか頭に入ってこなくて、
かなり時間がかかりました。
とりあえず、読書感想文を。。
『ウルトラライトハイキング』
著者の方はこのカテゴリーにおいて日本の第一人者なので、内容に関しては間違いと思われます(^^)
ウルトラライトハイキングの哲学。
この本の序盤ではウルトラライトハイキングの歴史や哲学について語られてはいるのですが、僕はこの哲学は良く理解できませんでした、例えばウルトラライトな装備で自然と濃密な関係とか、なんかちょっとコジツケかな〜とか思う所などありました。
この哲学に関しては正直言ってどうでも良いかな・・(^^;)すいません。。
ウルトラライトの母、Emma Gatewoodさん。
日本とは違う進化を遂げた合理的な軽量化
ウルトラライトと言う事なんですが、じゃあ日本人が軽量化の努力をして来なかったのか?と言うとそういうわけでは無いわけで、ウルトラライトと言うからには、その削った分、いろいろと不都合な部分も出てくるわけで。しかしそれは理解した上で、いろいろと工夫したり気をつける事でカバーして行くという、軽量化のための努力がウルトラライトの本質の1つだと思いました。
また軽量化を進めて行くために、しっかりと荷物の重量を計って管理をするという事や、
荷物の重さについての考え方(ベースウェイトなど)、荷物の重さに応じた登山スタイルのカテゴライズなど、も役に立つような立たないような感じですが、そういうのもあるのかな・・と思いました。
とりあえず重さを定量化(数値化)する事で、軽量化の助けにすると言う事なんでしょうね。
そういう意味で日本とは違う進化を遂げた軽量化、そのための合理的な考え方を知る事が出来る本ですね。。ただあまり過度の期待を持って読むとガッカリするかもしれません。そんなに華々しく新しい事が書いてあるわけでは無いので。またこの本だけでは登山入門書としては成立しないので、従来の登山入門書を読む事もオススメします。
あと、ちょっと思ったのが。
ウルトラライトな人が食べているものが、あまり美味しそうに見えませんでした(笑)
どうせなら『ウルトラライト クッキング』って本もあるといいな。
まとめ
うん、まぁでも良い本ですよ。
たぶんこの本は日本の登山史に残る本だと思うし、
一度は目を通しておいてよかった。と思いました。
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