奥多摩での遭難について(道迷いしないコツみたいなものも)
2018年5月19日 10:54| カテゴリ:東京の山
2017年1月ごろ、トレラン中に行方不明になっていた方が白骨化して発見されたとの事。
ご冥福をお祈りします。
亡くなった方は40代の男性Kさんだと思われます。
遭難したのは1月だったのに、なぜかその年の12月になってから、某団体のHPで情報提供のお願いが開始され・・ずいぶん遅いなぁ・・と印象に残っていました。
白骨化して発見されたと言う情報だけで、詳しい情報は現状ありませんが、
家族や友人にも行き先を告げず、登山届も出していなかったそうで、
遭難者の捜索は難しかったと思います。
と、言うわけで、山で道迷いをする人が少しでも減る事を願いまして、
山で道迷いしないコツ?について書いてみたいと思います(´・ω・`)
一般的な登山道から、作業道や獣道へ迷い込まないコツ。
僕は東京の一般登山道のほとんどを歩いていると思いますが、
奥多摩の登山道なんですが、どんな場所でも、はっきり、くっきりと明瞭で、踏み跡が薄い様なところは無いです。
ちょっとでも、これは何かオカシイな?と思われたら、それは98%ぐらいの確率で一般登山道ではなく、作業道か、巡視路か、バリエーションルート、もしくは獣道です。
どんなバリエーションルートでも、尾根筋には踏み跡がありますが、やがて薄くなり、途切れます。
道が無い、この道なにか変だ・・と思ったら、引き返した方がいいです。
これは覚えておいて欲しいです。奥多摩の普通の登山道は、はっきり、くっきり、明瞭です、ちょっとでもオカシイ?と思ったら、道間違ってますよ。
※一部の例外として落ち葉が積もりすぎて道が見えない所があります。
また沢筋や谷の部分では道がわかりにくい、消失しているなどもあります。
横木(と言うのか?)に注目。
たまにこんな感じで道の上に横にした枝が置かれている事がありますが・・・
こんな感じ。
これはこの先は登山道じゃないよ、というサインです。
これはわかりやすい例です、もっとさりげない事もありますし、
逆に丸太などが置いてあって、ただの障害物にしか見えない事もあります(笑)登山道の上に横にした枝が置いてある場合は、それが何かのサインじゃないのか?注意をしてください。
もちろん、横木が無いからと行って、100%登山道と言うわけではありません。
そこは地図とコンパスを適時使用して確かめながら歩いてください。
ちょっとした事なんですけど、とても大事です。
まぁ、ほとんどの人が知っている事だと思いますが、
100人中2〜3人ぐらいの人は知らないかも知れないので書いてみました(´・ω・`)
では。
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