シダクラ尾根を歩いてみた(2)
2017年6月9日 15:22| カテゴリ:東京の山
栃寄森の家の裏の方にある、階段から山へ入ります。
左側には民家の畑があるので、
速やかに移動して山の奥へ入ってゆきました。
民家の畑にはフェンスがあるので、道と敷地はしっかりと仕切られています。
草が伸び放題の道だが・・。。
すぐに道っぽくなりました。
明らかに踏み跡がある。
ここからですが、いきなり踏み跡が錯綜していて、一瞬「ん??」となりましたが・・・。。
道なりに真っ直ぐと進み、こんなコンクリートと木の橋の場所を進みます。
ここを通過する。
この場所から右下を見ると、足場のようなもので組まれた小さい橋が見えました。あの先に何があるのか不明です。
右下に見えた道。どこへつながっているか不明。
すぐに木橋が見えてきます。
この木の橋は登山詳細図に記載があります。
道はトラバース気味についています。踏み跡はしっかりとしております。
踏み跡しっかりトラバース道。
地面を見ると謎コードが走っている。
程なくして鳥居が出現。
ちょっと歪んでいる鳥居。
頭上の方に神社が見えていました。
こんな場所に神社があるんです。
近寄って参拝をしておきました。
神社の前で手をあわせて・・
※神社では神様に自分の願い事を伝えるというより、まず最初に自分の名前、自分の家の住所を心の中で唱えて(そうしないと神様も俺がどこの誰かわからないらしいです)今日はこの土地に縁があってやってきたこと、そして自分の身の上の報告をするらしいです。
小さい坪鈴
ここからちょっと分かりにくかったのですが、神社から少し下って(登ってきた所を戻り)強い踏み跡がある方へ進みます。この日は作業用のピンクテープを見て進みました。
虫除けを使っている所。
小さい謎の虫がぶんぶん飛んでいて、邪魔でした。
ピンクテープを見て進む。
そして頭上にテレビアンテナが見えてくると、シダクラ尾根の真上に立ったと言う事になります。
わかりにくいけど、テレビアンテナがある。
ここからも急斜面をジグザグに踏み跡が続いているので、忠実にトレースしながら上がってゆきました。
しっかり踏み跡があって安心しました。
ちゃんと踏み跡があっても、いきなり道が無くなる事もバリエーションルートでは良くある事。
今は安心だけど、この先も気はぬけません。
鹿よけだろうか・・フェンスが設置されている。
ジグザグ・・ジグザグと斜面を切りながら登ってゆきます。
フェンスが現れ、フェンスを過ぎると、細枝、低木が生い茂る場所へ入ります。
でも、ちゃんと道はあります。
岩ゴツゴツエリアを通過して振り返って撮影。
シダクラ尾根、かなり厳しい場所かな〜と思っていたけど、
実際に歩いてみると、ここまでは道はしっかりとしているし、
特別危ない場所もなさそうで・・ちょっと拍子抜けしている自分が居ました。
この後、まぁまぁ険しい岩場なんかも出てくるんですけどね。
突然目の前に現れた謎の棒。
朽ちそうな旧テレビアンテナ。
登山詳細図と見比べながら歩くと楽しいですよ。
この旧アンテナもしっかりと記載されていました。
近くに転がっていた、アンテナの残骸。
そしてこの尾根はいたる所に山椒の木が生えていました。
指で葉を触る。
触った指のニオイを嗅ぐと山椒のいい香りがします。
所々で出てくるので、山椒の香りを楽しみながら歩きました。
なかなかいい雰囲気になってきました。
さあ、そして最初に現れる、急坂の岩場です。
急坂の岩場の様子。
ただ単に急斜面で岩がゴツゴツしてるだけなので、適当に登れます。
ただ右側の方はちょっと崖っぽくなっているので、そっちの方へは近づかない様にしました。
登れる場所はいくらでもありそうなので、崖の方へ近づく必要は無いです。
手で岩を掴んで登るんだけど、足だけで登るよりずっと楽。
傾斜はこんな感じ。
なかなかの急斜面だけど、見た目ほどきつくない。
斜面は50mぐらいあるかなぁ〜。。
ちょっとしたアスレチックって感覚で楽しいかもしれません。
登って行くと平らな場所が。
そこに木の札がかかっていました。
読めませんけど『シダクラ峠』って書いているらしいです。
このシダクラ峠の近くからは、登山詳細図には無いトラバース道が伸びているのをみつけました。どこに繋がっているのか謎ですけど、この道にすいこまれないように、尾根の上を忠実に歩いて行く事が大切です。
尾根の右岸に吸い込まれる謎トラバース道。
ここからはしばらく難しい場所もなく、植林と雑木林の境界の尾根歩きを楽しみ進みます。
やっほー。
途中でみつけた奇岩。
印象的な岩。
なにこれ。
綺麗に真っ二つになってるよ?
偶然でこんな風になるかな?
タイガーストライプな岩。
山登りをしていて、草や木、あと小鳥とかにも興味が出てくるけど、こういう岩とか地質みたいなものの知識もあると、もっと山が楽しくなるんだろうな〜って思うんですけどね。
途中、いくつか作業道の分岐がある。
尾根の上を忠実に忠実に。
そして上へ行けば行くほど、急坂が厳しくなってきます。
難しくは無いが、厳しい急坂がまっていた。
周辺を良く観察して・・右下を見ると、斜面が落ち込んでいるように見える。
滑落の経験が無いので、落ち葉を滑り落ちたらどうなるのか・・
いまいちイメージが出来ない。
意外と止まるものなのか、それとも止まらないものなのか・・
落ち葉の質にもよる気がする。すべる落ち葉は滑るし、滑らないのはすべらない。
登りながら右下を見たところ。
急斜面を登っていると、岩が出てきます。
左側に交わして登ってゆける。
ちょっと岩が浮いてたりするので注意。
赤い看板が目立つ。
けっこうな急斜面だけど。
いつのまにか踏み跡も無くなって、落ち葉がサクサクの急斜面はちょっと歩くにくさを感じました。
立木などをうまく使うと登るのが楽ですね。
ストックを仕舞う程の事も無かったです。
そして、体験の森の一般登山道と合流します。
この先、アセビの広場。
ここからは普通の登山道なので、安心感があります。
そしてアセビの広場。
一般登山道だけど、まだここもシダクラ尾根です。
快適な道。
そして緑に包まれた惣岳山に到着しました。
惣岳山山頂。
今日はとても体調が良くて、登山中もらくらく登れて、ほとんどきつくなかったです。絶好調でした。
ソーヤの丸デッコへ立ち寄りました。
ソーヤの丸デッコの展望があまり良くなかったです。
葉っぱが落ちた時期は最高だけど、緑に包まれている時は展望がイマイチなんですなー。
惣岳山でラーメン食べた。
サイドメニュー。
惣岳山山頂。
この後は体験の森を下って最初のバス停へ向かいました。
寒暖計で13℃
なんか寒みーって思ったら寒暖計で13℃しかないです、惣岳山。寒暖計正確なのかな。。これから体験の森を下ります。
— 東京登山™ (@tokyo103) 2017年6月4日
はい!というわけでシダクラ尾根を歩いたレポを終わりたいと思います。
尾根の末端から登ったわけじゃなくて、登山詳細図を参考に登ってきました。
わざわざ登る価値がある尾根かというと、そこは謎なんですが、面白くないという事も無く、変化もあるし、岩場もあって、楽しかったかも。極端に難しい場所も無いですが、一定量のリスクがあるのは他のバリエーションと同じです。
以上です(^^)
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