2017年は無線の免許をとりませんか?登山者の皆様。

2017年は無線の免許をとりませんか?登山者の皆様・・というお話しです。

無線機VX-3
無線いかがっすか〜。

無線のメリットをいろいろ書いてみましたので、ご覧いただけると幸いです(^^)

では、どうぞ。。

無線を持っていると、携帯が通じない所でも、遭難した事を誰かに気がついてもらえるかも知れません。

アマチュア無線には、『非常通信』を発信するための周波数帯が用意されています※1
ですから、山で遭難した時には山から街へ向けて非常通信を発信すれば、誰かが聞いていて受信してくれます。
もちろん無線が通じない場所もありますので、携帯電話とダブルで持てばより非常通信を発しやすくなり、遭難にも迅速に対応が出来る様になると思います。※2

※1 非常通信を発信するための周波数はJARLという団体が自己ルールとして定めているみたいです(?)

※2 アマチュア無線はアマチュア業務を行なうためにするのであって、非常通信をするためにアマチュア無線機を持ち歩くのは厳格に言うと違反になります。あくまでも山でアマチュア無線をするために無線機を持ち歩いていたが、遭難してしまったので、たまたま持っていた無線機を使って救助要請を行なうという事になります。

携帯電話が使えない山の中でも、仲間と連絡がとれる

携帯電話は山の中では使えない事が多いですよね。だけど無線であれば通じる事が多いので、例えばパーティー登山なんかでも、仲間や家族で無線で会話も出来てぜったいに便利だと思います。※3

※3 アマチュア無線はアマチュア業務を行なうために使うので、このような使い方はダメですね。パーティー登山などで仲間同士で連絡を取り合う時には、デジタル簡易無線とか特定小電力無線がいいかもしれないです。もし山の中でアマチュア無線を使って仲間同志で通信をし合うのなら、あくまでももアマチュア無線業務の形式に沿った形で適切に行ってください。

無線機はラジオにもなる。

当たり前なんですが、無線機はラジオの変わりにもなります。専用機と比べるとラジオの感度はイマイチな部分もありますが(機種にもよる)ラジオがあれば天気予報も聞けるし、暇つぶしにもなるし、ニュースも聞けるし、熊鈴の変わりにもなるし、いろいろと便利です。

自分だけじゃない、人を救えるかもしれない。

自分だけじゃなくて、他人を救う事にもつながるのでは無いかと思います。

山だけじゃない、街でも使える。

無線は山の中だけじゃなくて、当然街でも使えます、どう使うかはアイデア次第ですが(悪用はしないでくださいね)

災害の時にも無線は使える。

大震災の時に家族間で連絡が取れたり、無線はとても便利です(送信する側、受信する側どちらも無線の免許が必要ですが)消防無線も受信できますので、独自に情報収集する事も可能でしょう。

消防無線はデジタル化されてしまったので、たぶん今は聞く事は出来ないと思います。

無線が持っている雰囲気は、携帯電話より登山に自然と馴染む(気がする)

山にいる時に会社から電話がかかってきたら色んな意味で幻滅するんじゃないかと思いますが、
無線は同じ機械でもどこか人の暖かさがあり、山の雰囲気を損ねると言う事が携帯電話よりは少ない気がします。(個人差あり)

山でひとりぼっちの時に気が紛れる。

独りで山を歩いていてちょっぴり心細くなった時でも、無線に耳を傾ければ人の声が聞こえてきます。いつでも誰かとつながっているんだな・・と思えるだけでもいいものです。

山に登る楽しみが増える。

街ではあまり聞こえて来なかった無線も、山の頂上や稜線にあがると良く聞こえてきて楽しくなります。山の上は見晴らしが良いので、そういう場所では良く電波も飛ぶし受信しやすくなるのです。山頂から街に住んでいる人と交信するのも楽しいかと思います。

無線機が重かったのは昔の話し、今はこんなに軽く。

無線機と言うと重そうなイメージですが、技術が進んで今はこんなに小さく、軽くなっています。僕が使っている無線機(VX-3)の重量は130g(アンテナ、FNB-82LI含む)と、とても軽量コンパクトになっています。

vx-3
比較はiPhone4

何と言ってもアマチュア無線(ハム)はホビーの王様

アマチュア無線はそれ単体でも趣味としても楽しく奥が深く、ホビーの王様と言われる程なのです。

さあ、どうですか?2015年、自分の登山をステップアップしたい!と考えている皆様、必須の技術だと思います。是非ご検討ください。僕が過去に書いた無線の記事をまとめておりますので、興味がある方はこちらもごらんくださいm(__)m



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