144MHz帯と430MHz帯の違い。
2013年6月2日 22:46| カテゴリ:山岳無線
144MHz帯と430MHz帯ってどっちが良いの?
引き続き、登山での無線の運用をめざして勉強中です(^^)
『144MHz帯と430MHz帯の違い』について調べてみた。
144Mhz帯と430MHz帯では電波の飛び方が違って、430MHz帯は光のようにほぼ真っ直ぐにしか飛ばないらしい、つまり見通せる範囲にしか飛ばないと言う事なので山の中での運用には支障がありそう。だから144MHz帯を中心に使う事になるんじゃないかと思う。
144MHz帯は多少障害物があっても、少しぐらいなら回りこんで電波が飛ぶらしい。
実際に山の中で聞いてみても430MHz帯はあまり聞こえて来ない印象があります。。
『144MHz帯と430MHz帯ではどっちがよく飛ぶのか?』
一概には言えないらしい、理論上は144MHz帯の方が飛ぶが、430MHz帯はアンテナがコンパクトにできるため、同じ長さのアンテナなら430MHz帯の方が良く飛ぶ。
しかし同じゲイン(利得)だと144MHz帯の方が飛ぶ。
結局どっちが良く飛ぶのかよくわからない(笑)
いちおうモービルホイップアンテナだとほぼ互角だろう・・ということ。
机上でいろいろ計算しても実際には違う事が多いようです。
自分が使ってみた感覚では430MHz帯はイマイチでした。
電波の飛び方が直線的な事が影響しているようです。
ただし見通しが良い場所などでは430MHz帯も期待できると思います。
『無線機があれば携帯電話はいらない、と言う事にはならない。』
奥多摩にVX-3を持ち込んで受信してみたけど、どんな場面でも良好に聞こえるかと言うとぜんぜんそんな事は無く、むしろ聞こえない、聞こえづらい事の方が圧倒的に多い。
標高が上がれば上がる程聞こえやすくなり、見通しが良ければ良いほど良くなる。
山岳移動での無線運用は緊急時に外界と接触する手段を増やすのが第一目的なので、
携帯電話がつながればそれにこしたことはない、携帯電話と無線機でお互いを補完し合うのが良いと思いました。(^^)
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