避難小屋を使う時のマナー

避難小屋に宿泊してみたいと言う人のために
避難小屋を使う時のマナーをまとめてみました(2016/8/25改訂)

では、行ってみよ〜o(゚▽゚o)(o゚▽゚)o

そもそも避難小屋に宿泊しちゃダメ?

(東京都の場合は)宿泊目的で避難小屋を利用してはいけません、ですから、あくまでも緊急避難したと言う事にしておいた方がいいです。(なんじゃそりゃ〜)

地域、山域によって、使用条件が異なるので、予め調べておこう。

県によって、小屋によって、ルールが異なりますので、調べておいた方がいいです。全部が一様に同じではありません。

一杯水避難小屋
ちわ〜〜っす(*´▽`*)

挨拶はしたほうがいい。

普通のマナーだよね。逆に小屋に入ってきて挨拶もしない人がいたら怖いし、不気味すぎる。そんなヤツがきたら身の危険を感じる(笑)

大人数で宿泊目的で利用するのはマナー違反と言われている。

大人数で避難小屋を占領するのはマナー違反だと思ってる人が多いし、実際迷惑な部分もある。個人的には、パーティーも単独登山者も等しく権利はあると思うので、人数は関係ないと思うんだけど。パーティーの人は譲ろうとか、詰めようとか思わない人が多く、早い者勝ちだと思ってる事が多い、譲り合いの精神に欠ける人が見受けられる。そこはマナー違反。譲り合いの精神や助け合いの精神があれば、人数が多くても、みだりに非難されたり叩かれる事は無いと思うけど・・。

小屋にあるものを大切に。

小屋にはいろんなものが置いてあるので、壊したり勝手に持って帰らない事。

小屋を私物化しない。

小屋に住み着いたり、自分の好みに改造したりしない事。

必ずツェルトかテントは持参する事。

小屋がいっぱいの時は、外の軒下や、小屋の周辺にテントやツェルトを張って寝るしかない。ので最初からそのつもりで来る事。

ツェルトは必須だぞ。
ツェルトは必須。

本物の遭難者がやってきた時は、みんなで力を合わせて助ける事。

避難小屋に本物の遭難者が来た場合には、遭難者が無事下山できるように、力を貸す事。もしも自分が本当に遭難した時に誰も助けてくれなかったら困るよね。って話しです。

濡れたものを乾かすハンガーなどは使っていい。

みんなで譲り合って使いましょう。

避難小屋から立ち去る前には綺麗に掃除する事。

小屋にはたいていホウキなどが置いてあるので、綺麗に掃除、整理整頓して帰ろう。

ドアを開けっ放しにしない事。

開けたドアは(基本的には)必ず閉める事。虫や動物が入ってくると困る、
ただし内部で料理をしたり、人が多くて湿気が多い場合には空気の入れ替えも必要。
いい塩梅でやる。

小屋の中で焚き火をしない事。

寒いからと言って、小屋の中で焚き火をする人が稀にいるので、ぜったいにやめよう。

料理を作る時は火の元に気をつけよう。

建物が燃えると本気でヤバイので、気をつけよう。ガスバーナーを使う専用のスペースがある小屋もある。(東京の避難小屋では見たことない)

トイレの使い方は小屋のルールに従う事。

山小屋ではポットン便所が多い。ちり紙は専用のゴミ箱があるか、無い場合は自分で持って帰る。
においが漏れないように2重のチャックがついているジップロック袋などに入れて、ちり紙は持って帰ろう。

来た時よりも綺麗にして帰ろう。

次に小屋を訪れた人が気持ち良く使えるようにしよう。

夜は日が沈んだら寝よう。

山の朝は早いので、みんな早く寝ます。夜中まで宴会をしていたり、うるさくすると怒られますし、迷惑です。だいたいみんな7時〜8時には寝てますね。朝は4時とかに起きる人が多いです。

ビニール袋がうるさくて嫌われる。

みんなが寝てる時とか朝に、ビニール袋をゴソゴソする人がいますが、シャカシャカ音すごくうるさいですね。すごく迷惑なので、あらかじめ必要なものは最初から外に出しておきましょう。もしくはシャカシャカしない袋を使いましょう。

耳栓は必須だと思った方がいいかも。

山男はイビキがうるさいです(笑)うるさいと眠れない人は耳栓を持ってゆきましょう。

アイゼンは外してから入る。

アイゼンをつけたまま、小屋の中に入る人がいるが、アイゼンにとっても小屋にとっても良く無いので、ぜったいにやめよう。

小屋にあるスコップをフライパン代わりにしない(笑)

小屋にあるスコップで肉を焼いたりする人がいるが(古い人に多い)
マナー違反の可能性高い。あまり口うるさく言いたくないので、いい塩梅でやってくれとしか言えない(笑)

土間を濡らさない。

土間が濡れたら、濡れたままにせずにちゃんとふいておこう。

水場を破壊しない。

水の出が悪いからといって、スコップ片手に勝手にいじくるのはやめよう。うまくいったとしても、しばらくの間は泥水しか出ないって事もある。そんな事になったら大ひんしゅくだぞ〜。

基本的に水場で食器やコッヘルを洗ってはいけません。

山の水場にいって、米粒とかワカメ(笑)が水場に散乱していたら・・
あなたはどう思いますか?汚い!!って思いますよね?
だから水場でコッヘルなどを洗ったり、余った汁を水場に捨ててはいけません。
全部自分で責任を持って飲み干すか、持ち帰ってください。

避難小屋のトイレに残飯を捨ててはいけません。

食べ物が余ったからと行って、トイレの中に残飯を捨てる人がいますが、
重大なマナー違反です。トイレは残飯を捨てるようには出来ていません。

おじさんは、長話しに注意!(笑)

おしゃべりスキな人がいて、ついつい長話ししてしまう人がいる。
若い人もニコニコして聞いてくれるので、話しすぎてしまう。
しかしそれも度が過ぎると迷惑に感じる人も出てくるので、
いい塩梅で、あんまりおせっかい過ぎないように、オヤジの余裕を出していこう(笑)

自慢話し、武勇伝は嫌われている(?)

たまにみかけるけど、自慢話しや武勇伝の話しを嫌う人がいるので
ほどほどにしておいた方がいいかもしれない(笑)

小屋の中でテントを張る人がいるが・・

寒いからと言って小屋の中でテントを張る人がいるが、マナー違反だと感じる人がいるので(時と場合によっては)周囲の人に配慮しましょう。

単独行の人は、独りがスキなので、かわいそうとか思わない事(笑)

独りでご飯たべて寂しいでしょう?とか言わない方がいいかも(笑)

多少のマナー違反は許そう。

マナーは守るべきだが、神経質になりすぎると自分自身がつらくなる。
ある程度、おおらかな気持ちをもって、人の失敗をある程度は許容できる、許す心も必要です。

いろいろあるが、普通にしてれば、たいてい問題はおきない。

厳格にルールを守ると、アレもダメ、これもダメと言う事になる。
大人としての常識、人間としての常識、登山者としての常識を考えて行動する。
気軽に振る舞って、誰にも迷惑をかけない、嫌な思いをさせない、というバランス感覚が何よりも重要だと思っています。

以上、他にもあるかもしれないけど。おもいついたら追記します。






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