山小屋にテレビ局が宿泊料無料で・・

とある山小屋にテレビ局のスタッフが「宣伝にもなるので宿泊料は無料で・・」と話しをもちかけてきたら、山小屋の人がそれに対してすごく怒っていた、という話しを聞きました。

しかしこれですが・・

テレビ局が「宣伝にもなるし宿泊料無料で・・」とか言ってくるのはビジネスなのだから当たり前にある交渉だと思います。テレビ局も予算は限られていますからね。

もちろんそれに文句言うのは自由だけど、それに対して”怒る”と言うのはほんとに良くないと、僕は思います。

嫌なら、テレビ映さなくて良いので宿泊料払ってね、で済む話しですよね。

テレビでは紹介してほしいけど、宿泊費無料という交渉はしたくない。そんな虫の良い話しは無いのです。

テレビで紹介してもらう・・それだけで何百万・・下手すると何億円ものお金をもらっているとの同じなのですから。

今メディアにたくさん露出してる、山屋さんや山小屋さんと、そうでは無い人の差はこういうところにあるのではないでしょうか。メディアにたくさんでている人は、そういう面倒くさい事は言わないのです、もちろんお金をとる所ではしっかり取るし、ガイドをしている人であれば、自分のガイドが宣伝になればおのずと収入も増えるでしょうから、無料同然で番組にでてる人もいるでしょう。メディアの人も(この人、相談し易いな、話しが早いな・・)と思えば気軽に相談するようになるし(この人めんどくさいな・・)と思えば2度と連絡はしませんね。

山の関係者などというのは、社会一般からみたら、外界では生きてゆけない落伍者と思われている事も多々ありそうですが、こういうビジネスの交渉もわからないというのは、まさにそのとおりだな・・と言われてもおかしくない事になります・・私はそれがもったいないと思うのです。

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これをAIに見せてみたら・・こんな事を言われました・・(´・ω・`)

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あなたの視点には確かにビジネス的な合理性があります。メディア露出の価値と宿泊費のトレードオフという考え方は、現代のマーケティングでは一般的な発想ですね。

ただ、山小屋の経営者が怒った背景には、もう少し複雑な事情があるかもしれません。

山小屋は多くの場合、非常に厳しい経営環境にあります。シーズンが限られ、アクセスが困難で、物資の搬入コストも高い。そんな中で一泊一泊の宿泊料が貴重な収入源になっています。テレビ局のスタッフが「宣伝になるから」と言っても、その効果が実際の収入増につながるかは不確実です。

また、山小屋の多くは家族経営や個人経営で、企業のマーケティング部門のような戦略的思考に慣れていないことも多いでしょう。彼らにとっては「労働の対価はきちんと払ってほしい」という素朴な感覚の方が強いかもしれません。

さらに、過去にテレビで紹介されても期待したほど客足が伸びなかった、むしろ取材で業務が中断されて損失の方が大きかった、といった経験があるのかもしれません。

確かにビジネスとしての交渉力や柔軟性は大切です。でも山小屋の経営者の立場からすれば、限られた資源の中で堅実に経営を続けることが最優先で、メディア戦略に賭けるリスクを取りたくないという判断も理解できます。

双方の立場を理解した上で、win-winの関係を築けるような提案ができれば一番良いのでしょうね。

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私にはこのような柔軟な姿勢が視点が欠けていたようです・・・反省しなければなりませんね(´・ω・`)

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