周波数ステップについて
2016年3月6日 10:00| カテゴリ:山岳無線
今日は無線機の『周波数ステップ』ついて調べたのでまとめてみます。
周波数ステップとは何か・・。
周波数を選ぶ時にダイヤルを回すと(もしくはスキャンする時も)
周波数をいくつか飛ばして選ぶ事ができるという機能です。
アンテナから電波が出てるイメージ。
これは階段を一段一段登るのに比べて、
何段かづつ飛ばして登るのにイメージが近いと思う。
一段ずつ登るよりも、5段ぐらい飛ばして登った方が速いよね?って感じだ(この説明でわかるかな)
つまり周波数ステップはてっとり早く目的の周波数に到達するための
手段なのだ!!
と・・思っていたんだけど、
実はそれだけでは無いみたいだ。
そういう面もあるんだろうけど、実は周波数帯によってステップ数には一定のルールがあるって事を最近知った。
この一定のルールというのが、ただの慣習なのか、
無線工学的に意味のある事なのか、
調べてみたけど、よくわからなかった。
もしかしたら混信を避けるために設定されているのでは無いかと
漠然と思うにとどまる。
よく解らないので、とにかく周波数ステップはAUTOだ。
例えば、アマチュア無線の144Mhz帯の周波数ステップは、なぜか20khzと決まっているようだ。
無線機の設定で周波数ステップをAUTOにして、144Mhzで周波数を合わせるダイヤルを回してみると、20khzごとにステップする。
だから、ここで周波数ステップを5.0khzとかにして運用しても、ほとんど意味がないかもしれない。待機周波数を144.005Mhzに設定しても、誰も入ってきてくれないかもしれない(だってみんなその周波数をスキップしているから)だから周波数ステップの事を知っていないと、皆が使っているルールから外れて運用する可能性が出てくる。これはあんまり良くないかもしれないし、もしかしたら他の人に迷惑をかける可能性もある。
だから意味がわからない内は、AUTOにしておくと楽だ。
意味がわかった時や(笑)、意図的に飛ばしたい時に、周波数ステップを設定するのが良いと思う。だから意味も解らずに5khzとかに設定してる無線初心者はとりあえずAUTOにしておくといいかもしれない。って話し。
こんなんでいかがでしょうか〜。
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