アマチュア無線4級 運用周波数について。
2013年6月2日 12:35| カテゴリ:山岳無線
今日は山岳無線の運用についての雑記です(^^)
『アマチュア無線4級で運用できる周波数帯について』
無線の免許を取得したからといって、好き勝手に電波を使って良いわけではなく、
使って良い周波数帯が予め決まっていてこれを専門用語で『バンドプラン』と言います。
アマチュア無線4級で運用できる周波数帯は意外と多いけど、
送信機の電波の変調方式によって使える周波数帯がさらに細かく規定されています。
周波数をどう使うか決められているのだっ。(PDF)
例えば、山岳無線として使おうと思っているVX-3は送信できる周波数は144MHz帯(通称、2メーター)と430MHz帯(通称、ヨンサンマル)の2つですが、144MHz帯と430MHz帯の全域を自由に使ってよいわけではありません。
VX-3の送信の変調方式はFM変調なので、144MHz帯では、144.70MHz〜145.65MHzの中だけで運用しなければいけません。
ついでに430MHz帯でも、同じ様に細かく決め事があります。(ソース:総務省)
図にしてみました。
指定周波数 | 呼出周波数 | 運用周波数 | 非常通信周波数 |
---|---|---|---|
144MHz FM変調 | 145.00 | 144.70〜145.80※ | 145.00 145.50 |
430MHz FM変調 | 433.00 | 431.40〜431.90 432.10〜434.00※ |
433.00 , 433.50 |
※運用周波数ですが、バンドプランで使用が許可されている一番端の周波数、この場合は144.70MHz、145.80MHz、431.40、431.90、432.10、434.00、は規則上は使う事が出来ても、他の運用目的の方と混信する恐れがあるために、モラル上使用しない様になっているそうです。例えば145.80MHzは衛星通信で使われる周波数帯と被っているので、混信の恐れが高く、迷惑がかかることもあるようです。というわけで以上の周波数は使わないようにしてください。
※参考資料 アマチュア無線の周波数プラン もご覧ください(PDF)
※受信に限って言えば好き勝手に聞けば良い。
※勉強しながら書いてますので、間違っていたら教えてください(^^)
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